私は厳しい?優しい?(2008/02/17)

ホームページの私の写真をご覧になって、私は厳しそうに見えますか? 実際にお会いすると、「もっと怖い人かと思っていました。」とよく言われます。そんなに怖い顔はしていないと自分では思っているのですが。

実際はどうかというと、自分ではわかりません。教えているお子さんの中でも 評価は分かれるのではないでしょうか。 手厳しくやらなければいけない子(たとえば、宿題をまったくやらない子)には 「怖いなあ、厳しいなあ。」と思われていると思います。一方で、私が一度も叱ったことがない子には「やさしいなあ。」という印象をもたれ ているのではないかと思います。

「叱る」といっても、声を上げて叱ることは少ないです。 どちらかというと、冷徹に忠告します。 たとえば、「今のあなたの成績では、合格できる大学はない。」とか、「このままだと、今度のテストは10点。」とか、平然と言います。 私の中では、「叱っている」というよりも「評価をしている」という感覚です。

これは、褒める場合も同じです。 「褒め上手ですね。」とときどき言われます。(お世辞の可能性も多分にありますが。) でも、私には褒めているという意識はあまりなくて、私の中ではただ評価を伝えているという感覚です。子供のやる気を引き出すには褒めることが大切だ、と言われます。 でも、褒めることがお世辞になってしまうと、子供の方がしらけてしまいます。ですから、ありのままの事実を評価して伝えます。その評価が良ければ子供は褒められたと感じるでしょうし、悪ければ叱られたと感じるのだと 思います。

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