体験授業の楽しみ(2009/07/20)

期末テストはまずまずの結果をご報告頂きました。ゴールデンウィーク後から教え始めた私立中のお子さんは、数学、英語ともに20点ほど上がりました。 ねばり強く問題に取り組むお子さんです。宿題が多くても、いつも前向きに頑張っています。以前にご紹介したコツコツ頑張るお子さんは、内申点が社会5、英語4になりました。 もともと理数系が得意なお子さんなのですが、社会と英語の成績の方が良くなってしまいました。 理数系も同じように勉強したら、ものすごい成績になるのではないかと思います。 苦手科目すら、、、況んや得意科目をや、ですね。

今月は体験授業によく出掛けています。先週までに3件の体験授業をしました。今度の週末にも1件入っています。体験授業はやっぱり緊張します。「どんな親御さんだろう?お子さんだろう?」とドキドキしながらいつも伺います。先週お会いしたお子さんは、「家庭教師の授業を受けたくない。」という感じで、「手強いかな。」と思いながら 体験授業を始めたのですが、授業の途中から自分でノートを取り始めたので私の方が驚いてしまいました。このお子さんの場合は、わからないからやりたくないだけだったみたいですね。このタイプのお子さんは、教える側としては苦労が少ないです。わかるようになれば、自分から勉強を始めますから。帰り際に、「次までの宿題はないのですか?」と言うので、さらに驚きました。小さなきっかけで人は変わるものですね。

そういえば、去年も体験授業で勉強嫌いのオーラを出していたお子さんを教えました。このお子さんは、教え始めてからも勉強をしたくなさそうでしたが、半年ぐらいしてから人が変わったように 勉強を始めました。学校の先生方が口々に「変わったね。」とおっしゃられたそうですから、どれほどの変化だったのかご想像頂けると思います。 内申点がたしか6、7上がったと思います。このお子さんの場合は少し時間がかかりましたが、 ちょっとしたきっかけで人はすごく変わることができるものだなと実感します。 先日、このお子さんから「高校生活楽しくやってます。」とメールをもらいました。以前に教えていたお子さんから連絡をもらうとやっぱりうれしいものですね。

体験授業で新しいお子さんに出会えるのも楽しみですが、私にとっては他の楽しみもあります。学生時代から、電車に乗って「途中下車ぶらり旅」をするのが好きでした。わざわざ遠くに出掛けてということでなくて、通学の途中いつも降りない駅で下車して周辺をよく散策していました。昔も今も、時間がある時は迷わず鈍行電車に乗ります。急行電車は景色が良く見えないので。電車に乗りながら、おもしろそうな建物やお店を見つけて、ぶらりと立ち寄るのが楽しいです。体験授業に行くと、いつも降りない駅、知らないお店に立ち寄ることができるのでとても新鮮です。

このページの先頭へ