学校の宿題を実のあるものに (2013/05/22)

教える際に悩みの種となるものの1つに学校の宿題があります。先日も「学校の宿題が多いから、家庭教師の宿題ができない」と言うお子さんがいました。学校の宿題はどのくらいあるのかと聞いてみたところ、これが結構な量なのです。「英語と古文は長文をノートに写しすべてに日本語訳をつける」という宿題らしく、それだけで1日2時間かかるとか。 英語は教科書2ページ分、約40文ぐらいでしょうか、たしかに2時間はかかりそうです。こういった宿題を出す先生が多いのですが、はたしてどのくらいの学習効果があるのでしょうか。もちろん勉強の仕方を身につけさせるとか、成績を上げることが本旨でなければ良いのでしょうけど、ただでさえ時間がなく、受験という厳しい現実を突きつけられているお子さんにやり方によっては、作業になりうる宿題ばかりを課すのはどうなのかと個人的には思います。

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