どのように成績を上げますか?(指導方法について)

1 基礎・基本をしつこく繰り返す。

英単語・漢字・社会や理科の用語の暗記、計算演習を何度も繰り返します。 これらは問題を解くうえで必要不可欠なものです。いくら応用力があっても、 基礎・基本がしっかりしていなければ、成績は不安定なものになります。 暗記では覚えるコツを伝え、必要があれば授業中に一緒に覚えます。 また、ただ用語を覚えるだけでなく、 用語の意味やつながりを説明することをお子さんに求めます。 計算演習では答えだけでなく、計算の途中過程もチェックします。 速く正確に計算するには正しく計算することが大切だからです。

2 原理・原則を徹底して理解させる。

各分野を貫く原理・原則を重視しています。 英語は主語のあとに動詞がきます。 この原則をどの分野を扱うときも常に意識させます。 数学は問われているもの(結論)から逆算して考えます。 何が問われているのか、を最初に確認し、 答えを出すにはどの手段を用いれば良いのかを考えてもらいます。 もっとも、入試では原理・原則よりも例外のほうが問われることも多いですが、 例外は原理・原則がわかっているからこそ「例外」だと気付けるのです。 原理・原則を確実に押さえれば、 個々の知識が体系的に結びつくので忘れにくくなります。

3 お子さんが自分で勉強を進められるようにする。

まずは家庭学習の時間確保を目指します。 宿題への取り組みが不十分な場合は、宿題をFAXやメールなどで毎回送ってもらって 採点して返却しています。 必要があれば、最初はノートの書き方から丸付けの仕方までアドバイスをします。 家庭学習の時間が確保できるようになったら、 丸付けをお子さんに任せ、間違えた問題の解説を自分で読んで理解できることを目指します。 授業の際には、お子さんが間違えた原因を自分で把握できているか、解き方のポイントがきちんと押さえられているか、 をその都度確認します。 お子さんが自分で勉強を進められるようになれば、勉強時間に比例して点数が伸びるようになります。

このページの先頭へ